沈雨香(Woohyang Sim)

卒業年 | 2012年3月学部卒 2014年修士卒 2020年博士(教育学)取得 |
---|---|
勤務先 | 早稲田大学国際学術院 |
仕事の概要 | 助教.中東の湾岸諸国における高等教育の研究を主に,近年の日本社会における大学のグローバル化と人材育成に関する研究など,高等教育をテーマにした研究をしている. |
1.どのような大学生活を送っていましたか? | 学部の4年間は,幅広い知識を身に着け,様々な経験をしました.生涯教育学専修はカリキュラムの自由度が高く,教育社会学のゼミに所属しながらも女性教育,多文化教育,社会教育,高等教育など教育を中心とする多様な学問に触れることができました.勉強の他には,ボクシングやヨガなどのスポーツ科目も受講していました.また,サークルに所属してはいませんでしたが,生涯教育専修はクラス制度があったため,1年次からたくさんの日本人学生と交流を深めることができたり,よい先生,友人,環境に恵まれ,楽しく実りある4年を過ごせたと思っています. |
---|---|
2.現在のお仕事に,大学での学び・経験がどのように活きていますか? | 研究と教育を仕事としている私にとって,大学でのすべての学びと経験が現在の主幹となっていることは言うまでもありません.特に,何事も当たり前にとらえず問題意識を持ち,それに基づいた仮説を設定の上,分析を通じて検証し,考察を加える一連の過程を授業内のレポートやプレゼンテーションの機会の中で練習できたことは,研究はもちろん学会での発表にも大きく活きていると感じます.また,学部生の時から幅広い分野の学問に触れられたことが,複数の学問領域にわたる研究課題の設定と遂行に役立っていると思います. |