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スタッフ

生涯教育学専修の教員が送る
学生たちへのメッセージ.
大学でどう学べばいいのか,
ヒントを見つけてください.

藤本啓寛(ふじもと たかひろ)助教

藤本 啓寛(ふじもと たかひろ)助教
専門分野 教育社会学,スクールソーシャルワーク
研究関心・業績 ■research map https://researchmap.jp/takahirofujimoto ■早稲田大学研究者データベース https://w-rdb.waseda.jp/html/100003352_ja.html
学生たちへの
メッセージ
私は学部時代,隣の教育学専修で学んでいました.その間に並行して進められた特別支援学校の教員免許科目の履修では,もう一方の隣の教育心理学専修の先生方にお世話になりました.そして今助教として,生涯教育学専修で務めています.このように教育学専攻内で3足の草鞋を履いた経験から,皆さんに教育学専攻内の他専修と比較した生涯教育学専修の学びの特徴を伝えてみたいと思います.

それはずばり,比較的自由に授業を履修できることです.教育学専攻を卒業するには,ただ124単位以上を取得するだけではなく,外国語や専門教育科目といった区分ごとに定められた「所定単位数」に従って満たしておく必要があります.この所定単位数は,各専修が学生にどのように学んでほしいのかを示す隠れたメッセージと考えることができます.実は,生涯教育学専修を卒業するために必要な専門教育科目の所定単位数は,隣の教育学専修・教育心理学専修に比べて16単位以上少ないのです.

こうした自由をどう手なずけるのかは皆さん次第です.“楽単”かどうかという基準で履修科目を選びますか?それとも,自身の関心に沿って選びますか?私が推したいのは後者です.自分の関心を耕し,授業ガイドやWEBシラバスを頼りに,他の誰とも違う“自分だけの学びの地図”を描いてみてください.そんなことをワクワク考えるプロセスこそが,生涯教育学専修からの隠れたメッセージであると(勝手に)考えています.途中で困ったり悩んだりしたときは,16号館9階の927助手室を気軽に訪ねてくださいね.