オープンゼミ(2023.12.20)開催します
2023年12月16日/ 濱中淳子
関東の一部を中心に残る公立高「男女別学」。共学化の必要性が唱えられることもありますが、そもそも「男子校」「女子校」「共学」をどのように理解することができるでしょうか。
みなさんのなかには、中学受験のとき、あるいは高校受験のときに、別学か共学かで迷った方もいるかもしれません。逆に、そのような選択とはまったく無縁だったという方もいるでしょう。参加者の経験はバラバラでしょうが、今回は「イメージ」というものに注力し、とにかく「男子校」「女子校」「共学」のイメージを言語化する。そしてその提示されたイメージをグルーピングする。ひいては高校レベルの別学・共学問題を考えるための軸としてどのようなものを設定することができるのか、という作業をしてみたいと思います。
ここまで読んで、「あ、KJ法か!」と気がついた方もいらっしゃるでしょう。そうです。別学共学のイメージについてブレーンストーミングをし、その情報を整理するというのが、今回のオープンゼミです。時間も限られているので、30~40ほどのイメージをカード化し、グルーピングをしてみましょう。「別学共学のことを考える糸口をつかむ」と同時に、KJ法がどのようなものか、理解するためのきっかけにしていただければと思います。
Zoomで画面を共有しながら話を進めていきます。PCもしくはタブレットの持参をお願いします。内容についてとくに準備していただきたいことはありません。教室でどんどん発言し、カードを前に頭を抱え、手を動かしていただけたらと思います。
2023年12月20日(水)10:40~ 早稲田キャンパス16号館820(予定)
※場所の変更がある場合は、X(旧Twitter)でお知らせします。
ぜひご参加ください。
著者プロフィール
濱中淳子 (はまなか じゅんこ)
教育・総合科学学術院 大学院教育学研究科 教授
専門分野:教育社会学,高等教育論
https://w-rdb.waseda.jp/html/100001497_ja.html