小林敦子ゼミ 第27回卒業論文発表会

2025年03月03日/ 小林(新保)敦子

小林敦子ゼミの第27回卒業論文発表会

小林敦子ゼミの第27回卒業論文発表会が、2025年1月19日(日曜)に早稲田大学国際会議場で開催されました。

小林ゼミでの卒業論文でのモットーは、「自分にしかかけない論文」です。いったい自分にしか書けない論文とは何だろうと迷いながらも、4年は自分と向き合い、四苦八苦しながらテーマを設定していきます。そして自分の足でかせぎながら資料を集めて、卒論を執筆する、こうした姿には、心を動かされるものがあります。

テーマは、それぞれに自分色をだしたものです。
「大学から競技チアリーディングを始めた者におけるモチベーションとスキル獲得の要因」、「レジスタンストレーニングと自己肯定感」、「スマートシティとは」、「地方出身アイドルによる地域活性化の可能性」、「茨城県の魅力度ランキング向上のために」「日本の女性意識と母親の影響について」「疑似体験と教育」「大学生の恋愛事情」「今の世界の中で学び続けることはできるのか」「なぜ高校演劇で演劇を辞めてしまうのか」「ガールスカウト成人会員のモチベーションはどこにあるのか」。ご覧の通りに、それぞれが大変に魅力的なテーマです。

小林敦子ゼミの第27回卒業論文発表会

卒論は4年間の大学生活の集大成ですが、卒論発表会でのプレゼンを聞きながら、ゼミでの2年間の成長に思いを馳せ、よくここまで頑張ったなと、おもわず胸が熱くなる思いがしました。

小林ゼミの卒論発表会は、卒業生の参加も多く、今年も40人あまりが、兵庫や愛知から会場にかけつけ、あるいはオンラインで参加してくれました。最近は、お子さん連れも増えていて、嬉しいことです。

卒業生からの、お仕事や社会生活の経験を踏まえた鋭くも温かいコメントは、4年にとって、これからの人生を生きる糧になっていることは間違いありません。また卒業生も、大学卒業後も、こうして戻ってくる場所があるのは本当に嬉しいと語ってくれていて、卒論発表会を続けてきて良かったなと思われます。

4年のみなさん、素晴らしい発表をして下さったこと、本当にありがとうございました。皆さん方のこれからの飛躍に期待しています。また、いつまでも皆さん方の人生の応援団でいたいと思います。

著者プロフィール

小林(新保)敦子 (こばやし しんぼ あつこ)

教育・総合科学学術院 教育学部 教授
専門分野:社会教育,家庭教育,比較教育学
https://w-rdb.waseda.jp/html/100000316_ja.html