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卒業生たちの
進路•活躍

生涯教育学専修で学んだ先輩たちの声です.
どう羽ばたいていったのでしょうか?
そして学生時代を
どう振り返っているでしょうか?

【特別編】
村井美樹(むらい みき)

卒業年 2002年3月学部卒
勤務先 女優,タレント
※以下は,「村井美樹さんに『社会教育士応援大使』任命証を萩生田大臣から授与(文部科学省)」から引用したものです.
https://www.mext.go.jp/b_menu/activity/detail/2021/20210819_2.html
村井美樹さんは在学中,演劇に取組みながら社会教育について学びました.卒業論文は昭和初期の新しい女性の生き方をテーマとした「モダンガール論」でした.卒業後は,女優の他,クイズ,旅,教育番組などに出演されています.この8月,子どもの読書キャンペーン活動が注目されて,文部科学大臣から社会教育士応援大使に任命されました.任命式での村井さんのあいさつ文を紹介します.

「20年ほど前になりますが大学時代に社会教育を学びました.その時と今と比べると,より切実なものとして社会教育が必要とされてきていると感じています.その理由の一つとしてはやはり東日本大震災や西日本豪雨などの大きな災害があると思っています.日本は災害が多い国です.今も豪雨で多くの方々が被害に遭われています.大きな災害においては,ハード面だけでなく,最終的にはソフト面,地域の人たちの助け合いや支え合いがなければそれを乗り越えていくことはできません.こういった人と人とのつながりの土壌を作っていくのが社会教育であり,私は社会教育がこれからさきの日本のライフラインになると考えています.社会教育士制度が新しくできたことで,防災,福祉,子育て,多文化共生,まちづくりなど幅広い分野でより実践的に社会教育活動を行えるようになりました.私も応援大使として,もう一度社会教育を学びなおし,発信していくことでみなさまに社会教育の大切さをお伝えしていきたいと考えています.生きることは学ぶことです.私もまだまだ学びの途中ですけども精一杯努めさせていただきます.」