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卒業生たちの
進路•活躍

生涯教育学専修で学んだ先輩たちの声です.
どう羽ばたいていったのでしょうか?
そして学生時代を
どう振り返っているでしょうか?

渋谷晴子(しぶや はるこ)

渋谷晴子(しぶや はるこ)
卒業年 2004年3月学部卒
勤務先 裁判所職員総合研修所
仕事の概要 家庭裁判所調査官として,行動科学等の専門的な知見を活用して,家庭内の紛争解決や非行少年の立ち直りに向けた調査を行っています.現在は,裁判所職員の研修事務を担当しています.
1.どのような大学生活を送っていましたか? 様々な科目を履修していました.特に,社会学やジェンダー論に関心があり,学年や学部を超えて参加者がいる授業にも参加しました.多くの学生や教授と交流する中で様々な分野の勉強をしました.

また,哲学研究会というサークルに所属していたので,読書会をしたり,音楽活動をしたりと楽しみました.大学4年の頃には,女性たちの社会運動をテーマにした卒業論文に打ち込み,論文作成時は毎日大学の図書館に通いました.
ゼミの教授に何度も論文を見てもらって書き直し,大変だった分だけ書き上げた時には大きな達成感がありました.
2.現在のお仕事に,大学での学び・経験がどのように活きていますか? 大学時代に「人は生涯を通じて成長する存在である」と学んだことが,就職後も,その都度必要だと思う資格の勉強や知識の習得に努める姿勢につながっていると思います.
例えば,就職後も大学院の講座を受講してマネージメントについて学んだり,競技ディベートの活動に参加したりしてきました.
また,共に学ぶ仲間の存在が自らの成長に欠かせないという大学時代の学びから,今でも同じ専修だった友人との交流を続けており,ライフステージは変わっても,例えば子育てをしながらいかにキャリアを積むかなど,情報交換をしたり励まし合ったりしています.

【特別編】
村井美樹(むらい みき)

卒業年 2002年3月学部卒
勤務先 女優,タレント
※以下は,「村井美樹さんに『社会教育士応援大使』任命証を萩生田大臣から授与(文部科学省)」から引用したものです.
https://www.mext.go.jp/b_menu/activity/detail/2021/20210819_2.html
村井美樹さんは在学中,演劇に取組みながら社会教育について学びました.卒業論文は昭和初期の新しい女性の生き方をテーマとした「モダンガール論」でした.卒業後は,女優の他,クイズ,旅,教育番組などに出演されています.この8月,子どもの読書キャンペーン活動が注目されて,文部科学大臣から社会教育士応援大使に任命されました.任命式での村井さんのあいさつ文を紹介します.

「20年ほど前になりますが大学時代に社会教育を学びました.その時と今と比べると,より切実なものとして社会教育が必要とされてきていると感じています.その理由の一つとしてはやはり東日本大震災や西日本豪雨などの大きな災害があると思っています.日本は災害が多い国です.今も豪雨で多くの方々が被害に遭われています.大きな災害においては,ハード面だけでなく,最終的にはソフト面,地域の人たちの助け合いや支え合いがなければそれを乗り越えていくことはできません.こういった人と人とのつながりの土壌を作っていくのが社会教育であり,私は社会教育がこれからさきの日本のライフラインになると考えています.社会教育士制度が新しくできたことで,防災,福祉,子育て,多文化共生,まちづくりなど幅広い分野でより実践的に社会教育活動を行えるようになりました.私も応援大使として,もう一度社会教育を学びなおし,発信していくことでみなさまに社会教育の大切さをお伝えしていきたいと考えています.生きることは学ぶことです.私もまだまだ学びの途中ですけども精一杯努めさせていただきます.」