澁木円(しぶき つぶら) ※2021年夏,4年生のときに寄稿 生涯教育学専修では,学校教育や青少年に対する教育が中心であった従来の教育を捉え直し,教育を幅広い分野で捉え,「自己に適した手段・方法を自ら選んで,生涯を通じて行う学習」という生涯学習の定義のもと,教育の現状や課題,未来について研究し学んでいます. 私が実際に履修した講義を例に挙げると,教育の歴史を紐解き,教育とは何のためにあるのかを問い直す「社会教育史」や,大学進学率や大学教育における様々な制度を分析し,大学教育の意味を読み解く「教育社会学」,自身で教育関連の調査テーマを設定し,GoogleフォームやExcelを駆使して調査,分析,考察を行う「教育調査」など,他にも多様な視点に立ち教育を学ぶことができる講義が,必修科目や選択必修科目として開講されています. このような必修科目や選択必修科目に加え,経営における教育,知的障害者に対する教育や社会福祉における教育,諸外国の教育の歴史など,幅広い教育の分野での講義が開講されており,各人の興味に合わせた履修が可能となっています.