オープンゼミ(2024.2.7)開催します
2024年01月30日/ 濱中淳子
2023年10月25日のオープンゼミでは、「教員なり手不足」について考えました。大学入学時に教職免許の取得を考えていた学生のうち、最後まで免許取得にたどりつく学生はどんな人?という問いをめぐってグループディスカッションし、3つの仮説を作る…ということをしました。結構盛り上がりましたね。
参考:2023年10月25日のオープンゼミ告知
https://shougaikyouiku-waseda.jp/20231020-1/
さて、次回オープンゼミでは、再び教員問題を扱います。教員なり手不足を考えるとき、ほぼ必ず論点としてあがるのが「労働時間問題」であり、「働き方改革」です。
ただ、これら2つは何も教員のみが抱えている問題ではありません。これまでもさまざまな領域の研究者、有識者が、必要な施策や意識改革を説いています。
次回オープンゼミでは、そのひとつ、以下の文献を取りあげます。
佐藤博樹2018「真の働き方改革とは―カギを握る多様性」玄田有史編『30代の働く地図』岩波書店。
図書紹介サイト(岩波書店のサイト)https://www.iwanami.co.jp/book/b376419.html
佐藤博樹先生が広い視野から執筆されたこの論稿を、【教員】の視点で読むとどのような意見が出てくるのか。【ほかの職業の方】が読んだら、どうか。【働いたことがない学生】が読んだら、どうか。さまざまな立場からの読み方を共有したいと思います。
※現場教員はじめ、社会人の方何名かから、すでにご参加のご連絡をいただいています。
資料を読んだうえでのご参加をお願いします。
ご参加希望の方は、資料の入手方法をお伝えしますので、以下までご連絡ください。
2024年2月7日(水)10:40~
早稲田キャンパス26号館402教室
※いつもと場所が異なりますので、お気を付けください。
ぜひご参加ください!
著者プロフィール
濱中淳子 (はまなか じゅんこ)
教育・総合科学学術院 大学院教育学研究科 教授
専門分野:教育社会学,高等教育論
https://w-rdb.waseda.jp/html/100001497_ja.html