里村明衣子選手と伊藤賀一先生とのトークセッションが行われました

2024年06月12日/ 小林（新保）敦子

女子プロレスラーであり、仙台ガールズプロレスリング代表取締役の里村明衣子選手と、スタディサプリの人気社会科講師伊藤賀一先生とのトークセッションが、6月6日に早稲田大学3号館601教室で行われました。

 

早稲田大学教育学部生涯教育学専修を卒業された賀一先生が、古くから親交のあった里村選手をお招きして、このような貴重な講演会が開催される運びとなりました。

 

テーマは「グローバル社会における地域創生とビジネスのダイナミクス」。女子プロレスを通して仙台市を中心に地域の活性化に取り組まれていることについてお話しくださいました。道場を開放する日を設けて一般の方と共にトレーニングを行ったり、小学校で講演会を開かれるなど、地域社会に向けて精力的に活動されているというお話が印象的でした。ここにはプロレスを通じた学びが生まれていて、まさに生涯学習の一例であると感じました。

 

テーマの中にある「グローバル社会」という言葉にちなんだお話も伺うことができました。里村選手は日本だけでなく世界にまで活躍の幅を広げています。プロレスの知名度が高いアメリカのWWEと契約され、世界でも熱い試合を繰り広げておられます。賀一先生のスポーツやエンターテインメントが共通言語としての役割を担っているというお話とも相まって、まさに里村選手はスポーツの良さを十分に引き出して活躍されておられる方であると思いました。

 

プロレスには相手への尊敬が大事、と謙虚に語る里村選手から、プロレスへの熱く強い想いが感じ取られました。また里村選手のこれまでの人生についてのお話からは、想像を遥かに超える努力や苦労をされていたことが伝わってきて、里村選手の強さの原点はまさにそこにあると思われました。

 

人を惹きつけてやまない、また人情味あふれる賀一先生のトークもあり、素晴らしいトークセッションとなりました。改めて里村選手、賀一先生、貴重なご講演をありがとうございました！

（文責：直井亜美、小林敦子）

 

（参照：トークセッション：グローバル社会における地域創生とビジネスのダイナミクス ―女子プロレス界の至宝、里村明衣子選手をお招きして―）